Jupity301 & Marty101/USERインタビュー その1 | |
Jupity301 & Marte101/USERインタビュー その2 へ (高橋誠さん、H.Gardenさん、サラーム海上さん、久保田真琴さん)
Jupity301 & Marte101/USERインタビュー その3 へ (松井五郎さん、大谷研二さん) |
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その他のユーザーの声 |
㈱BauXar公式サイトより転載
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女性音楽ライターとMarty101の美しき関係 島田奈央子氏インタビュー | |
●島田奈央子(音楽ライター)プロフィール:「スウィングジャーナル」など音楽系雑誌や企業系WEBのコラムでCDレビューやインタビューを担当。ジャズやソウルなどを執筆。CDのライナーノーツなども手掛ける。92年からクラブDJとしても活動。現在は六本木「BRAVE BAR」や渋谷「Kitsune」でジャズやソウルを、ボサノヴァを中心にプレイ。またTVやラジオ等にも出演。また最近ではコーヒーを飲みながらジャズを聴く女性対象のイベント“ジャズプレッソ”を定期的に開催。 活動の詳細は公式サイトをご覧ください。 |
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●まず、島田奈央子さんのお好きな音楽を教えてください。 ジャズ&ボサノヴァまたはジャズの要素があるソウルやAORなど。ジャズはデューク・ピアソン、ウェイン・ショーターなど。ソウルはスティーヴィー・ワンダー、ダニー・ハザウェイなど。 ●いま挙げていただいたアーティストの音楽を聴くキッカケとなったのは? また、彼らの魅力は? |
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90年代前半に、クラブなどに出掛け、DJなどがかけているのを聴いたり、またラジオから流れてきたものを聴いたりして、好きになり、レコード屋さんに足を運ぶようになって音楽にのめりこんでいきました。メロディが綺麗で聴きやすいというのは基本にありますが、そこに洗練されたお洒落なアレンジや演奏が加わるとより惹かれるものがあります。 |
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●ふだんの音楽鑑賞は、どのようなシステムをご使用されていて、どのような時にお聴きになりますか? CDプレイヤー、ターンテーブル、パソコン・iPod。昼間、出掛ける準備の間。または移動する自動車内で聴くことが多いです。後は、クラブDJをしているので、クラブで回しながら聴いてます。 ●お仕事柄、音楽を聴く機会が多いと思いますが、音楽の「重要性」とは、どんな部分だと思われますか? 音楽が流れるだけで、その空間の雰囲気が変わるということですね。例えば、ざわついたお店でもボサノヴァがかっていると自然と落ち着いた店に思えてくるし、またディープなハウスがかかっていると、活気のあるお店にいるような気がします。私自身、DJの時も、家でかける時も、どんな大きさの音でどんな雰囲気の空間にしたいか色々とイメージしながらかけています。 ●今回は、実際にMarty101で音楽を鑑賞していただいたのですが、 まずMarty101のデザインに関する第一印象をお聞かせください。 どんな場所にも置けて、インテリアの趣向を邪魔せず、すんなり馴染むデザインだなと思いました。 ●どんなオーディオシステムに接続されましたか?また、設置場所は? パソコンデスクの上で、ノートパソコンに直接繋げました。またiPodでも聴いてみました。 ●Marty101
の接続・操作に不便なところはありましたか?
難しいことはなにもなく、簡単に繋げました。不便なところは何もないですね。 ●さて、Marty101からのサウンド、ご感想は? ジョージ・ベンソンの昔のアルバムを聴いてみましたが、より音が鮮明にそして厚みを感じました。 ベンソンの七色ギターサウンドがあらゆる角度から聴こえた気がします。 ●従来のオーディオシステムと比較して、サウンドのどんなところに違いを感じましたか? やっぱり接続が簡単だという事ですよね。DJをやりつつも、オーディオを繋ぐのは面倒だと思うこと が多いです。持ち運びも便利だし、音もいいので、カフェやレストラン、または友達の家など、いろ んな場所に持っていって使ってみたいですね。 ●今後、Marty101でどんな音楽を聴き、また、どんなシチュエーションでご利用になりたいですか? やっぱり音の深みを感じるジャズはたくさん、聴いてみたいですね。海とかに持っていって、テラスで好きな音楽を聴くというのもいいですね。 ●Marty101のご購入をお考えの方に、アドバイスやメッセージをお願いいたします。 これまでパソコンに入れている音楽が、どうも音が良くなくて納得がいかなかった人に、本当にお薦めのスピーカーです。CDの音が蘇るといっても過言ではありません。コンパクトでお洒落。こういうのを待っていました。 ●どうもありがとうございました。 ■後記■ アメリカ取材旅行の前後、お忙しい中にこのインタビューを快くお引き受けいただいた島田奈央子さん。Marty101の活用方法を女性らしい視点で紹介していただきました。東京都内のクラブでは、島田さんのDJプレイも堪能できます。雑誌の連載も担当しているので、ぜひチェックを。詳しくは、島田さんの魅力が溢れる公式サイトをご覧ください。 |
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Marty101に驚愕した、ジャンルを越えるピアニスト 扇谷ケント氏インタビュー | |
●KENT / 扇谷ケント(Pianist/Composer/Arranger)プロフィール:1974年札幌生まれ。B型。音楽好きの両親の影響でピアノをはじめ、様々な音楽を消化し序々に音楽がもつ力に目覚めていく。98年上京し、以降様々なアーティストのサポート演奏・作編曲・レコーディングに携わる傍ら、自己のソロ活動も展開する。2003年よりオルケスタ・デ・ラ・ルスに参加し、こちらでも2枚のアルバムをリリース。毎年アメリカ・ヨーロッパ・中南米といった海外でのツアーも行っている。常に新しいセンスを求めつつも音楽が持つ本来の力を中心に見据えて活動中。 公式サイト |
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●扇谷さんは、世界的に有名な日本を代表するサルサバンド〈オルケスタ・デ・ラ・ルス〉のピアノプレイヤーとしてご活躍されてますが、作曲・編曲・プロデューサーとしてジャンルの異なる数多くのアーティストとご一緒されています(山崎まさよし、Ji ma ma、GAKU-MC、akiko、DOUBLE、ゴスペラーズ、溝口肇など)。ご自身のお好きな音楽や最近よく聴かれているものは? そうですね~、何でも好きなのでとりあえず思いついたものからざっと言ってきますと... |
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ダニー・ハザウェイやスティービー・ワンダー、エリカ・バドゥといったソウルから、ダニエル・ラノワ、U2、トラッシュ・モンク、シガーロスなどのちょっと音響的なもの、エディ・リーダー、リッキー・リー・ジョーンズなどの女性シンガーソングライター、もちろんキース・ジャレット、チック・コリア、ハービー・ハンコック、ライル・メイズ、ニッキー・ホプキンス、ミシェル・ペトルチアーニ、ミシェル・カミロ、塩谷哲、リクオ、斉藤有太、矢野顕子などのピアニスト達からもとても影響受けましたし、その他バート・バカラック、パット・メセニー、スティービー・レイボーン、ジョン・メイヤー、TOTO、プリンス、スティング、ポール・ウェラー、ベン・フォールズ、ビョーク、ジム・オルーク、レディオヘッド、Mr.チルドレン、オリジナルラブ、アストルピアソラ、山崎まさよし、スティーリー・ダン...う~ん切りがないですね。 サルサやラテンならスパニッシュ・ハーレム・オーケストラ、NORA、Issac delgadoなど。最近聴いたのは、iTuneで最近出たマンデイ満ちるのライブ盤やSnook Eaglinの新作、ロン・アイズレーとバート・バカラックの共作、映画エリザベスタウンのサントラなどです。 ●いま挙げていただいたアーティストの音楽を聴くキッカケとなったのは?また、彼らの魅力は? キューバものに関しては、ブラジルものなど同じラテン音楽と比べると日本では大きく取り上げられたりすることが少ないのでデラルスに入るまではあまり知る機会がありませんでした。デラルスに参加するとともにそれらの魅力にも急速にハマった感じです。あ、でもデラルスは大学時代に聴いてましたが(笑)。まさか自分が加入することになろうとは、です。ラテン以外のジャンルについてはとにかく聴きあさって広がって行きましたね。 魅力については、どんなジャンルや音楽でもそれならではの魅力に溢れているので、何かのジャンルに限定して聴くということはないです。格好良く言えば人を知るのに似ている、ってことでしょうか。取っ付きやすい音楽もあれば最初はよくわからない音楽もある。だけどわからないものも、名盤とされているものもたくさんあるし、人がいいといってるくらいだから、と何回も聴いてみるんです。そうするとある時突然その魅力に気付いたりして、そうなれば後はハマってしまいます。 そうやっていろんな音楽の味わいを知れるのはとても楽しいものです。これは僕がミュージシャンだから、いろんなジャンルを勉強しようとして気付いたことですね。趣味で聴くだけなら自分で好きなものだけ聴いてしまいがちになったでしょうから。岡本太郎の「今日の芸術」じゃないですが自分にとって未知の価値観を知るには時にそういったことも必要ですよね。 ただ僕自身はやっぱりどんな音楽でも、そこに良いバイブレーションや人をポジティブにさせるものが好きですね。いくら芸術といってもネガティブな気分にさせるようなものは自分ではやらないと思います。 ●オルケスタ・デ・ラ・ルス〉に加入されたのは、どんな経緯だったのですか? 先輩ミュージシャンの紹介でデラルスのボーカリストNORAのソロライブに参加したのをきっかけに、デラルスのピア ノのオーディションに誘って頂きました。それまで僕はキューバ音楽やそのセオリーなども全く知らなかったのです が、バンドにはいろんな要素を入れて行きたいのでいろんな音楽を知っている人の方が良い、ということで僕にして くれたようです。また彼女は音楽を通して良いメッセージを伝えたい、という気持ちがとても強い人で、僕はそこに惹 かれたし彼女も僕が同じ考えであることを感じ取ってくれたのでしょう。 ●音楽をスタジオなどで制作するにあたって、もっとも気を遣うのはどんなところですか? また、音楽の「重要性」とは、どんなことだとお考えですか? 音が適確なのはもちろん、そこに感情や気持ちが乗っているかどうかはとても気を使います。それはピアノだけでも打ち込みメインのものでも同じですね。頭で鳴っていた音をいかに音という物理的なものにするか、イメージ通りにどう表現するか、ということですね。当たり前なことかもしれませんがそれに尽きます。 音楽の重要性は、僕にとってははっきりしてます。それによって人がとても元気になったり、見失っていた自分を取り戻したり、物質主義な世の中で精神性の重要性に気付いたり、「人ってとても素晴らしい!」と思えたり、そういう風にさせられる所ですね。またそれによって文化も発展して行くことでしょう。音楽や芸術がなければ世の中はとても味気ないものになってしまいます。 ●プライベートの音楽鑑賞は、どのようなシステムをご使用されていて、どのような時にお聴きになりますか? 最近はiPod&iTuneが完全に生活に密着してしまっていて再生システムはほとんどパソコンですね...。コンポなどが全盛だった頃と比べるとなんと貧弱な再生システムか、という感じですが。ファイルもCDから取り込んだ圧縮されたものが多いです。時間のあるときにCDを入れて圧縮されていないものを聴くという状況になってしまっています。 スピーカーは音楽制作やミックスのためにスピーカーの特性をよくわかっておきたいのでリスニング用ではなく制作向けのモニタースピーカーでリスニングもしています。ウチのはリスニングでもわりと気持ちよく聴けるタイプです。 で、本音はちゃんとCDでアルバム一枚を通してスピーカーでゆっくり聴きたいのですが、なかなか時間がとれないので移動中のiPodで聴くのが常になってしまってます。 |
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●扇谷さんは、以前からタイムドメイン・スピーカーをご存知だったとか? そうですね、タマゴ型のタイプのものが出た時大きく宣伝されてましたよね。それですぐに「何だろこれ!?」と。その後実際にお店で試聴することも出来ましたが、その時は残念ながら周りもうるさかったこともあり、タイムドメインならではの真の良さを実感することは出来ませんでした。 ●今回は、実際にMarty101で音楽を鑑賞していただきました。 まずMarty101のデザインに関する第一印象をお聞かせください。 今までのどんなスピーカーとも違うところがまずナイスですね。僕はオリジナルなものが大好きなんです。スピーカー面が上に向いてるというデザインがそのまま無指向性の良さにもデザインの良さにもつながっていますね。アレンジ版でデザイン画がほどこされたものもある様ですね、それも欲しいな~。 ●どんなオーディオシステムに接続されましたか? また、設置場所は? まずはやっぱりiPod。そしてパソコン、テレビ、音楽制作用のモニタースピーカーの代わりにもして みました。
なにもありません。シンプル・イズ・ベストですね。
●さて、Marty101からのサウンド、ご感想は?
聴いた瞬間からいきなり良かったです。今まで聴いたどんなスピーカーとも違う立体的な音。その場所で聴いているかのような不思議な自然さ。今までのスピーカーが周波数的には上から下までよく伸びているけども平面的でどこか1点からしか出ていない感じで、でもそれに慣れていたので、「自然」であることがなんだか不思議なのです。スピーカーから出る音が嫌いな方にとっては、ついに好きになれるものが出たのではないでしょうか。 ノラ・ジョーンズ、ケニー・ギャレットなどのアコースティックジャズから、ポール・ウェラー、ダニー・ハザウェイのライブ盤、スパニッシュ・ハーレム・オーケストラ、ほぼオール打ち込みもののHer Space Holidayなどあらゆるものを聴いてみました。アコースティックなものはもちろんその恩恵をたっぷり受けられますし、打ち込みだけのものも、普通のスピーカーならとても平面なものになるところが、とても立体的で生きたものになるのがとても印象的でした。 自分で作った作品も聴いてみましたが、自分がミックス時に表現したかったことをちゃんと再生してくれました。こちらの気持ちをわかってくれているような感じです(笑)。 また、DVDを見た時も抜群でした。「ラストサムライ」や「スターウォーズ」など映画、ダイアナ・クラールの「Live in Paris」やラテン音楽ドキュメンタリーの「Calle54」など音楽ものをかけてみましたが自然音、効果音、音楽、そしてセリフがとってもリアルで自然なのです。立体的なので音と音の分離も良いですね。サラウンドのような感覚を楽しめます。 無指向性なので部屋のどこでも気持ちよく聞こえるのもグッドです。ちょっと試すつもりがすっかり映画に引き込まれてしばらく見入ってしまいました。テレビでも同様の効果を得られますので、普段あまり見ないテレビもこれをつけたらたくさん見ちゃいそうです。 ●従来のオーディオシステムと比較して、サウンドのどんなところに違いを感じましたか? 先に述べたように、従来と比べて音が立体的、臨場感に溢れていて自然であること、音がひとところから出ているのではなく包まれている感じ、でしょうか。ただ小型なこともあるし、周波数的にはハイファイなスピーカーに慣れた耳には高域と低域がちょっとさびしいです。なのでこうなると後はもっと上のクラスのYoshii9などのタイムドメインスピーカーがぐっと気になってきますね。タイムドメインならではの良さにレンジも広さも加わるのでは、と期待が膨らみます。 ●扇谷さんご自身、Marty101はどんな用途やどんな音楽ジャンルに活用できるとお考えですか? リスニングや映画鑑賞、テレビなどの普段使いには新しい次元の世界を提供してくれると思います。制作にもこれからはいつものモニタースピーカーと併用して必ず使うでしょうね。こちらの意図した音色の操作を逃さず表現してくれますから。 ●Marty101のご購入をお考えの方に、アドバイスやメッセージをお願いいたします。 なんといってもこの音でこ値段はかなり安いと思います。3万円弱でタイムドメインの素晴らしい世界を体感出来るのですから。自然で長時間聴ける音でiPod用スピーカーをお探しでしたら迷わずこれです。逆にとにかく派手な音が欲しいのでしたらちょっと違うかもしれません。まずはこれでタイムドメインの世界を経験してハマったら上のクラスのものも試されたらいかがでしょうか。 ●どうもありがとうございました。 ■後記■ 扇谷ケントさんは、全国・海外を今日も駆けめぐっています。以前からタイムドメイン・スピーカーのことをご存知で、今回のインタビューも二つ返事で引き受けていただきました。インタビューを読むと、Marty101を様々な方法で 熱心に試聴してくれました。心からサウンドを大切にする扇谷さんのお人柄もわかるような気がしますね。 ご本人のWEBサイトはもちろん、オルケスタ・デ・ラ・ルス、花れんさんのサイトへもどうぞ。 |
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ミュージシャンが出会ったタイムドメイン・スピーカー チープ広石氏インタビュー | |
●チープ広石(音楽家)プロフィール: 東京都出身。1985年、4人組のロックバンド〈LOOK〉のサックスプレーヤーとして『シャイニンオン・君が哀しい』でデビュー。その後、渡辺貞夫、ダイアモンドユカイ、BEGINなど幅広いアーティストのライブツアー、レコーディングに参加。自身のバンド〈CHEEp's〉や林哲司・吉田朋代とのユニット〈グルニオン〉を結成し、積極的なライブ活動をおこなう。その他、CMやアニメソングの作曲やサウンドプロデュースを担当。インターネットラジオ番組〈ディスカバリー・ミュージック・ドットジェイピー〉のDJとしても人気を集める。LOOKのカバーCD『夢の子供/少年の瞳』が好評発売中。 公式サイト
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●以前にレビューしていただいた際は、「連載させてもらいたい」ほどMarty101のことに ついて 言い足りないご様子でしたが、その後、新しい発見はありましたか? 自分は、今まで音に関してここまで無頓着だったのか、と。正直、ちょっと落ち込んだ(笑)。引っ越したばかりだったので、リビングやら和室やら洋室で聴き倒した。基本的には低い位置にセッティン |
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グして、スピーカー上部にスペースがあった方がいいね。ちょうど新しく完成したスタジオで、モニタースピーカーの横にセッティングしてみたんだが、上をデッドにしているとあまり良くない。今は101用にいいスタンド無いかなぁ?と探し中。 ●チェット・ベイカー以外に、新鮮に響いた音楽作品はありましたか?その場合、Marty101でどのように変わりましたか? チェット・ベイカーが蘇ったんで、うれしくなって、コルトレーンやらビル・エバンスやらソニー・クラークやら。ウチに居ながらにして「名門ジャズ喫茶」。ここらへんのは多分、全部イカすんだろうね。申し訳ないが自分が大好きなディスコモノは、もうちょっと悪いスピーカーの方が踊れる(笑)。あと、本人には失礼かもしれないが、意外とプリンスの後期のアルバムは一つ一つの音色にこだわって上質な音場を作ろうとしているんだな、という風な発見があったり。 ●テレビにも接続されているようですが、どんな印象ですか? 情報番組を見ていて、思わずBGMに聴き入ってしまって、何の話題で話してるのか聞き逃してしまうようになった(笑)。CM音楽の仕事をしているので、他の作家が「テレビの音」をどう捉えて、どう仕上げているのか興味があったんで、そこらへんが良く判って面白いよ。 ●Marty101の形状(デザイン)は、どんな印象を持ちましたか? イカす。 ●従来のスピーカーと比較して、何が「違う」と思われますか? 音の「ボヤケた」感じがない。今まで、スピーカーの向きなどのセッティングってナーバスにならなくてはいけなかった。特にウーファーなんかをかましたりしたら、そらもうナーバスになってたけど、Marty101は最低限の環境だけ整えれば、あとはとても使いやすい。 ●音楽制作をする上で、Marty101を使用するポイントやコツのようなものは? 迷い中(笑)。今のところ、製作段階では従来のやり方で数種類のスピーカーやヘッドホンを使用し てやっていって要所要所Marty101で試聴して補正して仕上げていこうかなぁと。 ●接続・操作に不便なところはありましたか? 操作についてはまったく不便なところはない。配線関係のコードがもっとスッキリしたら言うことない ね。あと、オプションでスタンドなんかもあったりするとうれしいかも。 ●今後、Marty101でどんな音楽を聴き、 また、どんなシチュエーションでご利用になりたいですか? まず、ミュージシャンとして。Marty101は音が素直で判りやすいので、新しい音を仕入れたらとりあえずMarty101で聴いてみようと思っている。それを「基準」にしていろいろ参考にできるから。
音楽リスナーとしては、そりゃもう、各部屋に1セット置きたいくらいさ。それで、なんにも考えずに「ほわぁ」っと聴きたい。車に持ち込めると一番いいんだが…。
●Marty101のご購入を検討中のみなさんに、アドバイスやメッセージをお願いいたします。 アドバイスは特にないです。聴き方なんて、恋愛や食事の好みと一緒で千差万別でしょう。ま、このスピーカーに出会って、日々知らず知らずのうちに「今までの音」にストレスを感じていたんだなぁ…と気付きました。というくらい、このスピーカーは良いです。ということでしょうか。 ●ありがとうございました。 ■後記■ チープ広石さんがナビゲートするインターネットラジオ番組〈ディスカバリー・ミュージック・ドットジェイピー〉生放送前の打ち合わせ中にお邪魔してインタビュー。レコーディングに関わる専門的な視点と純粋な音楽ファンとしての感想を、飾り気なく語ってくれました。LOOK時代からのファンに加え、新しいファンもアクセスするオフィシャルホームページで、さらにチープさんの素敵な人間性に触れてみては? |
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小説家も魅了する、驚愕の音声場感 佐々木譲氏インタビュー | |
●佐々木 譲(著述業・作家)プロフィール:北海道・夕張市生まれ。札幌の広告代理店に勤務した後、東京の自動車メーカー販売促進部へ。在職中に著した『鉄騎兵、跳んだ(徳間文庫・刊)』が1979年の文藝春秋・第55回オール読物新人賞を受賞。その後、本格的な作家活動に入り、1989年には『エトロフ発緊急電(新潮文庫・刊)』が日本推理作家協会賞・山本周五郎賞・日本冒険小説協会大賞を相次いで受賞。カナダ・バンクーバーに居を移すも、1998年より北海道東部に仕事場を移す。現在は執筆の傍ら、東京農業大学の客員教授を務める。主な作品に、第21回新田次郎文学賞を獲得した歴史小説『武揚伝(中公文庫・刊)』、第二次世界大戦を舞台にした『ベルリン飛行指令(新潮文庫・刊)』、少年犯罪を素材とするサスペンス『ユニット(文藝春秋・刊)』、日本の自動車産業を興した男の一代記『疾駆する夢(小学館文庫・刊)』、ノンフィクションの傑作『冒険者カストロ(集英社文庫・刊)』など、映像化・舞台化されたものを含み、多岐にわたるジャンルで精力的に活動を続けている。 公式サイト | |
●佐々木さんは小説家として、第55回オール読物新人賞を受賞して映画化もされた『鉄騎兵、跳んだ』から、今年(2007年)5月に文庫化された『笑う警官(『うたう警官』改題:ハルキ文庫・刊)』など、ジャンルを問わない作品を多数発表されてきました。創作するにあたって、もっともご苦労されることはどんなところでしょうか? また、作品のテーマ選びにおいて、ご興味の惹かれる対象とはどんなものなのでしょうか? |
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そのときどき、一番関心がある世界を素材に書いてきました。バイクとか、ハードボイルドとか、第二次大戦とか、幕末とか、戦国とか、経済活動とか。豊かな物語がありそうだぞ、という分野に目がゆくのですが、数年単位でこの関心領域が変わります。いきなり横に、ときにはかなり遠隔地にシフトします。そのつど、その世界について一から勉強しなければならないのが、苦労すると言えば苦労するところかもしれません(笑)。 |
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